今期の会長をさせていただきます渡辺弥生でございます。兵庫県医師会は女性医師の勤務環境改善を検討するため、平成18年3月に「兵庫県女性医師の会」を立ち上げました。この会は兵庫県内の医師を対象とし、医師会に入会されていない先生、研修医の方も対象で、趣旨に賛同された先生に入会して頂く会です。会費は年1000円で、現会員約400人です。女性医師だけでなく、男性の先生方にも会の運営に協力していただきたく入会をお願いしています。医師会内で女性医師の会の活動をするために女性医師委員会(現在は男女共同参画推進委員会)を設け、下記の諸事業を展開してまいりました。

1  女性医師再就業支援(県委託事業)
2  兵庫県医師会ドクターバンク、日医女性医師バンクとの連携
3  女性医師の会フォーラム・研修会開催(県医師会事業)
4  フォーラム・研修会開催時の託児サービス(日本医師会事業)
5  学生・研修医をサポートするための会(日本医師会事業)
兵庫医科大学、神戸大学で毎年開催
6  女性医師支援相談窓口運用(県医師会事業)
7  研修医・勤務医のベビーシッター費用一部負担(県医師会事業)
8  病院訪問、研修医・勤務医との懇談会(年4回程度実施、県医師会事業)
9 郡市区医師会女性医師との懇談会(平成20年開始、25年全郡市区懇談終了)
10 病院へのアンケート配布集計 平成23年度 平成26年度実施
11 ニュースレター発行 年2回
12  ホームページの充実 保育関連情報掲載
13 日本医師会男女共同参画フォーラム、近畿ブロック会議、日本医師会2020.30運動参加
14  2020.30実現を目指す地区懇談会(日本医師会事業)
15 女性医師の会の啓発と会員増強

女性医師支援の主な目的は、育児中の女性医師が辞めずに働くことが出来る環境整備と、育児中でも自分のキャリアアップが可能な社会づくりの推進です。そのような環境を形成していくことで、男性医師も女性医師も働きやすい職場となるはずです。
医療は日進月歩で進んでおり、医師は一旦離職すると復帰に時間がかかります。育児中はペースダウンしても仕事を続けることが医療の進歩に遅れない方法かと思います。そのためには、周囲の協力と理解が必要です。近年、保育・延長保育・病児保育などを実施しておられる病院が増加し、育児中の医師の勤務環境が整いつつあります。ベビーシッターを利用する医師も増えました。
県医師会の女性医師支援は上記のとおり多岐に亘っていますが、これからは介護の問題も検討していく所存です。女性医師の会にご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

女性医師の会
会長 渡辺 弥生