入会案内

女性医師の会入会のご案内

兵庫県でご活躍の医師の皆様
平成12年から医師国家試験の合格者は女性が3割を占めるようになりました。20代の女性医師は同年代の医師数の40%を超えようとしています。女性医師の増加に伴い、女性医師が働きやすい環境整備はますます重要になってきています。
兵庫県医師会は平成18年に「女性医師の会」を発足させ、女性医師支援に取り組み、ゆっくりですが成果が出ています。立ち上げるにあたり、大学との連携も必要であるため、神戸大学と兵庫医科大学の女性教授に委員になって頂き計画実行出来る範囲が増えました。現在、女性医師の会には県医師会長の空地顕一先生を始め多数の男性医師にも入って頂き、会の運営にご協力ご支援を頂いています。会では、年1回のフォーラム、研修会などを実施しています。
女性医師にとって、出産・育児の時期は仕事と研究が面白い時期と重なります。仕事と研究に全エネルギーを費やしていた時と比べ、育児は予想以上に時間を取られます。その上に診療や手術、研究をし、スキルアップを目指すことは、周囲の理解と支援がなければ出来ません。ベビーシッターとお手伝いさんを上手に使い、常勤をこなしておられる女性医師も増えていますが、家族や親の支援を受けている女性医師も多いのが事実です。育児中の女性医師が仕事を中断すると復帰に時間がかかりますので、少しの時間でも仕事に携わっていていただきたいと思います。そのためには利用可能な学童保育、病児保育、延長保育、24時間保育の整備が必要です。もう一つの重要な課題は女性の肩にかかってくる介護問題です。この問題についても充分な検討をしていきます。
政府は平成22年12月に第3次男女共同参画基本計画を閣議決定し、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%程度にするとの文言を出しました。日本医師会では役員・委員会委員の割合を30%にするための運動、2020.30運動を推進しています。はるか遠い未来目標とも言えるこの運動もゆっくりとあきらめずに前へ進めたいものです。現在、郡市区医師会では女性の理事が増えていると聞いています。
女性医師の会でこのような活動を一緒にされませんか。入会に関しては、県医師会に入会されていない先生、研修医の先生、男性の先生方もすべて入会出来ます。添付の文書の兵庫県女性医師の会基本台帳にご記入の上、FAXあるいはメールで返送していただきましたらありがたく存じます。よろしくお願い申し上げます。