[2021.11.11]令和3年度第1回医療・介護連携による人生の最終段階における対応向上研修会の開催について

※申込は締切りました。

高齢者が住み慣れた地域において、延命のための医療ではなく、自然なかたちでその人らしく生き抜き、日々の暮らしを営めるよう、医療・介護連携における終末期の対応向上を目的に、医師、医療従事者並びに介護職員等を対象とした研修会を、下記の通り現地とオンライン(Zoomウェビナー)のハイブリッド形式にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。
※不測の事態により開催できない場合は本会ホームページでお知らせいたしますので、予めご確認下さい。

日時 令和3年11月11日(木)16:00~18:30
会場 兵庫県医師会館2階大会議室
開催形式 Zoomウェビナー活用(現地とWebのハイブリッド)
参加対象者 医師、医療従事者、介護職員等
募集定員 会場80名、Web400名(参加費無料)
募集締切 10月28日(木)※定員になり次第終了
内 容 16:05~17:05
講  演①「患者の立場からみたACP」
講  師:認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長 山口育子 氏
日医生涯教育認定:4CC 1単位[講演概要]
少し前まで自己決定や自己主張は嫌がられる傾向にあったこの国において、人生の節目節目に明確に自己決定してきた人はどちらかというと少数派です。また、高齢になると、理解力や決定力も低下します。その中で、患者自身が病状を理解し、治療方法やどのような終末期を迎え、過ごすのかを決めるためには、きめ細やかなサポートが必要です。ACPのためにどのようなサポートが求められるのか、具体的な例を挙げて紹介します。

17:05~18:05
講  演②「がんになった緩和ケア医が語る『残り2年』の生き方、考え方~mediansurvivaltimeを迎えて思うこと~」
講  師:ホームホスピス関本クリニック 院長 関本剛 氏
日医生涯教育認定:80CC 1単位[講演概要]
2019年10月にStageⅣの肺がんと診断され、現在抗がん治療を受けながら地域緩和ケア医としての業務を継続している演者が、がん患者となってから約2年で行ってきた終活(棺桶リスト)と、治療開始時に「生存期間中央値」と説明を受けた2年を迎えるにあたって見えてきた風景などに関して、本の出版や人生会議(アドバンスケアプランニング)の話題に触れながら語ります。

18:05~18:30
質疑応答

申込方法 下記申込フォームよりお申込みください
受講決定 申込時にご登録いただいたメールアドレス宛、11月8日(月)までにメールにてZoomのIDとPWの送信をもってお知らせいたします。
*申込み時に入力されたメールアドレスでメール受信拒否設定等をしている場合、予め「@hyogo.med.or.jp」からのメールを受信できるよう各自で設定願います。