医療班現地レポート(第30陣~第40陣)

第30陣

日時 5月20日~5月22日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)浅見 英夫(内)西区
(2)木下 理恵(内消)西宮市
(3)古本 豊和(内)小野市加東市
(兵庫県看護協会)
(4)喜本 まゆみ
(5)金﨑 一平
(6)梅田 智子
(兵庫県薬剤師会)
(7)木村 泰造
(事務局)
(8)木村(兵庫県)中島(姫路市)
概略 兵庫県医師会医療支援チーム、第30陣は5月20日より22日まで、石巻中学校を拠点として医療活動を行いました。チームを構成する医師は、木下理恵、古本豊和先生と浅見英夫です。石巻の現況および医療活動に関しご報告致します。

現地レポート(浅見英夫)PDF(145KB)


第31陣

日時 5月22日~5月24日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)陰下 敏昭(内呼循)灘区
(2)大矢 浩之(内循)西宮市
(3)河合  勝(内小外)加古川市加古郡
(兵庫県看護協会)
(4)大本 美加
(5)廣田 久美子
(6)松田 百恵
(兵庫県薬剤師会)
(7)坂口 重人
(事務局)
(8)森(兵庫県)木山(加古川市加古郡)
概略 市民の生活はほぼ震災前に戻りつつあるのか 商店再開の日程が決まった店も多々見られる。日中避難所は人が少ない。何かをしていないと気持ちが滅入るのか。医療面の支援は再診の人々が来る程度、地元医療機関60箇所以上が診療中。そろそろ医師会に引継ぎか。

現地レポート(河合 勝)PDF(63KB)


第32陣

日時 5月24日~5月26日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)小林 有希(内呼)東灘区
(2)北垣 幸央(内循)西宮市
(3)戎谷  力(内)小野市加東市
(兵庫県看護協会)
(4)大本 美加
(5)廣田 久美子
(6)松田 百恵
(兵庫県薬剤師会)
(7)幸原 加代子
(事務局)
(8)森(兵庫県)木山(加古川市加古郡)
概略 私たちは第32陣として、5月24日から26日まで石巻中学校を拠点として6か所の避難所において医療活動をしてまいりました。同行の先生は北垣幸央先生(西宮市)と戎谷力先生(小野市民病院)です。3日間の医療活動につき報告いたします。

現地レポート(小林有希)PDF(135KB)


第33陣

日時 5月26日~5月28日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)西口  郁(内放小)東灘区
(2)小倉  哲(内)尼崎市
(3)中條 武彦(内)小野市加東市
(兵庫県看護協会)
(4)鎌田 洋子
(5)成枝 由希子
(6)前川 久美
(兵庫県薬剤師会)
(7)小塚 ひとみ
(事務局)
(8)寺川(兵庫県)中西(尼崎市)
概略 平成23年5月26日 伊丹から仙台へ向けた臨時便JAL4947便に乗り9時35分に定刻通り仙台空港に到着した。その後、空港で用意されたタクシーに乗り石巻へ直行。途中、高速道路を境に海側と陸側での風景のちがいに恐怖さえ覚える壮絶な津波の破壊力を見せつけられた。午前11時に石巻中学校に到着し早速ミーティングを開始して今日の救援活動が始まった。

現地レポート(小倉 哲)PDF(66KB)


第34陣

日時 5月28日~5月31日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)谷澤 義弘(内)明石市
(2)田中 良樹(内)東灘区 5/29迄
(兵庫県看護協会)
(3)鎌田 洋子
(4)成枝 由希子
(5)前川 久美
(兵庫県薬剤師会)
(6)小塚 ひとみ
(事務局)
(7)寺川(兵庫県)中西(尼崎市)
概略 現地の医療機関の復活が進み、一部医療機器が使えないにしても現状で復活可能な医療機関は出そろっている。救護活動の撤退を見据えて、医師数を3人から1人に変更し、巡回診療を主体に変更した。投薬などは最低限にし、近隣の医療機関への受診を勧奨している。

現地レポート(谷澤義弘)PDF(65KB)


第35陣

日時 5月30日~6月1日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)伊佐 秀夫(内)西区
(兵庫県看護協会)
(2)田中 麻奈美
(3)川原 裕子
(4)雪田 智子
(事務局)
(5)辰巳(兵庫県)澤田(尼崎市)
概略 避難所の昼間の人数も減少傾向で、石巻中学校を含め6か所の巡回診療も、2か所については電話連絡を取り、必要なら診察に行くことにした。昼間の医療は近隣の医療機関も、徐々に診療再開にこぎつけており、任せても十分対応できそうです。

現地レポート(伊佐秀夫)PDF(68KB)


第36陣

日時 6月1日~6月3日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)安藤 史隆(内)尼崎市
(兵庫県看護協会)
(2)田中 麻奈美
(3)川原 裕子
(4)雪田 智子
(事務局)
(5)辰巳(兵庫県)澤田(尼崎市)
概略 6月1日から3日まで、エリア4を多摩地区医療チーム(調布市医師会から杏林大へ)と本県とで分担して支援を行った。気候の改善に伴い、インフルエンザ・感染性胃腸炎患者は減少している。気温の上昇する日中には市中は元より、高台の中学校にもヘドロ臭が漂い、夏季に向かっての衛生状態の悪化が懸念される。

現地レポート(安藤史隆)PDF(56KB)


第37陣

日時 6月3日~6月5日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)安田 和人(内)豊岡市
(兵庫県看護協会)
(2)南 好江
(3)江本 知亜記
(事務局)
(4)安慶名(兵庫県)嶋田(姫路市)
概略 避難所の人数減少と再開された地元医療機関への紹介で、患者数は徐々に減少傾向だが、自分で移動できないような孤独な高齢者が、どうしてもとり残される。今後は、そのような自立不可能な患者さんのマネージメントを地元医療機関と考えていく必要がある。

現地レポート(安田和人)PDF(103KB)


第38陣

日時 6月5日~6月7日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)福井 博行(内)兵庫区
(兵庫県看護協会)
(2)南  好江
(3)江本 知亜記
(事務局)
(4)安慶名(兵庫県)嶋田(姫路市)
概略 被災地のインフラもようやく回復しつつある中、再開した医療機関へのスムーズな誘導が主な役割。医師1名、看護師2名、事務スタッフ2名のチームで途中医師交代というメンバー構成でした。私は途中参加の出遅れ感もありましたが優秀なチームスタッフに支えられ何とか責務を果たせたようです。

現地レポート(福井博行)PDF(136KB)


第39陣

日時 6月7日~6月9日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)下永田 剛(内循)西宮市
(兵庫県看護協会)
(2)藤次 美保子
(3)藤本 英子
(事務局)
(4)武田(兵庫県)梅沢(神戸市)
概略 我々第39陣は6月7日から9日の3日間、石巻中学を拠点として実質3箇所の避難所で医療活動を実施した。地元医療機関の再開に呼応する形で、兵庫県医師会の救護活動も終了に向けての準備段階に入っている状況であった。

現地レポート(下永田 剛)PDF(110KB)


第40陣

日時 6月9日~6月11日
派遣メンバー (兵庫県医師会)
(1)瀧川  卓(内)洲本市
(兵庫県看護協会)
(2)藤次 美保子
(3)藤本 英子
(事務局)
(4)武田(兵庫県)梅沢(神戸市)
概略 5月28日出発の第34陣より医師1名体制、5月30日出発の第35陣より看護師2名体制と縮小。少しずつ各避難所の住民も減り、救護所への受診者も少なくなっている。6月13日以降、石巻赤十字病院の医療支援バスの巡回も始まることが決まり、各避難所の救護所の必要性がさらに減るが、看護・介護がより必要とされる住民が避難所に残されていることが懸念される。

現地レポート(瀧川 卓)PDF(65KB)