コレステロール(飽和脂肪酸)は細胞の外壁にあたる細胞膜に硬さと張りを与えたり、水をはじく性質を生かして細胞の内部を外側の環境から守る役割を果たしています。ステロイドホルモンやビタミンDなどの材料でもあります。

コレステロール値が低下する病気は

肝臓自体の病変(肝硬変など)
甲状腺機能亢進症(バセドー病)
栄養障害 など

治療や療養に関してのアドバイス

  • コレステロールの供給源は2つあります。1つは食物から吸収されるコレステロールで、これは小腸で分解された後、肝臓に運ばれます。一方、体内(主に肝臓)でも、その3倍量のコレステロールが合成されています。
  • 肝臓に集められたコレステロールのうち、必要なものは血液中に送り出され、不必要なものは胆汁酸という胆汁の成分に作り替えられてから十二指腸へ分泌され、対外に排出されます。
  • これら、入ってくる量と出ていく量の間にうまくバランスが取れていれば、コレステロール量は正常に保たれている状態だと言えます。
  • コレステロール値は高すぎてもいけませんが、低ければ低い程いいというものでもないのです。
  • ただし、近年は、LDLコレステロールやHDLコレステロールの値が問題とされることが多くなってきました。

検査の結果、異常がなければ、特に心配することはありません。コレステロールの値が少し低くても問題のないことがほとんどです。食事なども変える必要はないでしょう。

どこの科にかかったらよいか

肝臓などに病気のあることもあります。
まず、内科医を受診して下さい。